About this 潜水日誌

久米の海を覚えるためのネタ帳代わりのブログです。
生物知識や、ガイド中に使えそうなネタなど、読者を気にせず書き殴ります。

2015/04/20

ユキヤマウミウシ

撮影日:2015/4/17 ポイント:シチューガマ 水深:30m
撮影機材:canon7D/100mm macro

雪の積もったような色がその名のとおり雪山のよう。
白い線の引かれた背中が稜線に見えます。

綺麗なウミウシですが、
実は人気のないイボウミウシの仲間!
二次鰓がないでしょ~??

背中の黄色を短期間で出したり消したりできるそうです。
なんのためにするのか、
どれくらいの時間で変化するのかはわからず。
今後観察していきたいですねー。


よく見るのはドロップオフ。
水深は20m前後でよく見るかな?

2015/04/12

ブッシュドノエルウミウシ

撮影日:2015/4/12 ポイント:真泊港 水深:2m
撮影機材:canon7D/100mm macro

名前に惹かれ、ずっと見てみたかったウミウシ。
想像とは違い大物のウミウシでした。
ちょうどiphoneと同じくらい。

生息場所は、港のスロープ…。
まさかこんなところで( ゚Д゚)
内湾性の環境を好むようですが、
砂地にいたり、
岩にいたり、
サンゴの上にいたり、
水深も15m前後にいたり、
とくにこだわりはないようです(笑)

ちなみにこの子は、コンクリートの隙間を好んでいました(´・ω・`)


その名の通り、
クリスマスケーキのブッシュドノエルに似ているから、
この名前がついたわけです。

名前によって可愛さ三割増しのウミウシの代表格ですね。
これがチャスジウミウシとか安易な名前だったら、
まず興味を惹かれません(笑)

ちなみにレアもののようで、
この出会いに感謝(*´ω`*)

オバケインコハゼ

撮影日:2015/4/1 ポイント:真泊港 水深:12m
撮影機材:canon7D/100mm macro

今まで見たハゼの中でもトップ3に入る大きさ。
まさしくオバケ‼
和名はかわいそうな感じだけど、
英名ではbeautiful gobyと、
なんともストレートなお名前です。

いや、待て。
キミ、そんなにキレイでないよ( ゚Д゚)

確かに、ヒレを開いている姿は堂々としていて、
武士的な美しさは感じます。

けど、色は…汗

今回、100㎜レンズで撮影し、
寄り切れなかったので、
60㎜で近づいてストロボを当てればHow beautiful!!に、
なるのかもね。



ちなみに、ヒレはずっと開いてます。
そして、図体の割には臆病です。

2015/04/10

キツネベラ

撮影日:2015/4/1 ポイント:堂崎方面未ポイント 水深:34m
撮影機材:canon7D/100mm macro

そんな深いところで撮らんでもええやん~!
けど、懐かしくなって撮ってしまったキツネベラyg。
黒パンツとも言う。
串本では夏ごろから出てきた記憶があり、
やはり久米島では出現時期が早い。

名前からなんとなく南方種というイメージがなかったんですが、
よーく考えたら南方種なんですよねー。
串本でも成魚を見たのはグラスワールドで一度しか記憶にないし。
なのに、キツネという名で騙されました(笑)
キツネって北のイメージだし。

久米では成魚も時々見かける気がする。
が、まだそこまではっきり確認してないのが現状。

トンバラにて、青く光るキツネベラを見て、
成魚ってこんな綺麗になるん!?
とビックリしたが、
今思えば、近似種のヒレグロベラだったんだろうなー。

2015/04/03

ソラスズメダイ


撮影日:2015/4/1 ポイント:堂崎方面未ポイント 水深:6m
撮影機材:canon7D/100mm macro

串本でも散々見てきたソラスズメダイ。
晩夏のグラスワールドの群れは綺麗だったなぁ~。
串本ではたくさんいたので、あまり写真を撮ることはなかったけど、
久米島に来たら個体数が少なめ!

そうなると撮りたくなってしまうのはなんでだろう( ゚Д゚)

逆に、串本では個体数の少なかったレモンスズメダイ、
アサドスズメダイ、ヒレグロスズメダイなどは久米にたくさんいるので、
写真を撮らなくなった…。

うーん、それじゃダメだよな~。


ちなみに、ソラスズメダイは温帯に適した種のようで、
沖縄よりも本州のほうが多いそう。

沖縄では個体数が少ない分、
個体数の多いレモンスズメダイにいじめられてないんかなぁと思ってみていると、
この写真の子はむしろ、レモンスズメダイたちを一掃。
やっぱり、強いからこそ本州でも広範囲にわたって生息できるんだろうなー。

2015/04/01

オウギチョウチョウウオ


撮影日:2015/4/1 ポイント:堂崎方面未ポイント 水深:10m
撮影機材:canon7D/100mm macro

稀少種のオウギチョウチョウウオ。
沖縄各地でも会えることは少ないらしい。
久米島ではどのくらい生息しているのか、
これから気にしていこう。

同チョウチョウウオ科のハクテンカタギと仲が良く、
稀にこの二種のハイブリットも見ることがある。
確かに、この子の近くにもハクテンカタギがいた!
この二種はこれから要チェックですね~!